アップルウォッチで自分の弱点を補う!重症な忘れグゼをAppleWatch2でなんとかする!家のカギがAppleWatchで開く!iBeaconによる感知?IFTTTによる自動化?AWS IoT ボタンって?エンジニアさん助けてください
APPLE WATCH 2を真に使いこなしていると言い切る為に
1万人以上に読んで頂いた前回のAPPLE WATCHの使いこなし記事から3週間。まだ、買えていません。笑 いい加減にしろと言われそうなのですが、在庫もお金もないのです。カメラも欲しいし、ピロリ菌の検査キットが先出し。いくら、お金があっても足りません。
それだけ苦労してAPPLE WATCH2を買うのだから、「自分の最大の弱点をアップルウォッチを使ってなんとかできないか」と、考えました。せっかく、高い投資をするのだから、工夫してその投資を回収しないといけません。これはビジネスでもAPPLE WATCHでも一緒なのです。(たぶん)
※10/31ついに買いました。リンクは一番下に
いつ買えるのかはまったくわかりませんが、事前リサーチということで、「アップルウォッチを使って弱点を克服する方法!」を考えてみました。
そうしたら、トンデモナイ使い方をいくつも思いついたので、シェアします。
自分の弱点を書き出してみる(就活みたい)ITを駆使した解決策を考える
ということで、自分の弱点を書き出してみます。
- もの忘れが酷い
- 忘れ物が酷い
- モノ忘れが酷い
画像:www.tasly.com.vn
そうなんです。本当に酷いんです。具体的に言うと、こんな感じです。
- カギを掛けたか忘れる、ほとんどのケースで掛かっている
- お風呂を溜め始めたのを忘れて出かける、そのまま実家に帰る
- ポストに投函する手紙を1週間カバンに入れて何度もポスト前を通過
- 料理に必要な買い出しリストを考えながらスーパーを通り過ぎて家に着く
- 集中しすぎて、気づいたら全然呼吸していない、肩こりがハード
- 洗濯して、翌日まで次の洗濯まで干さずに忘れている
これらの問題をアナログに解決するためには、
「ある地点を通ったら、誰かが叫んで気づかせてくれる」
「一定時間が経ったら、誰かが叫んで教えてくれる」
ということが必要です。
そして、これらをデジタルに解決するには
「あるポイントを通ると、デバイスに通知される」
「一定時間の経過後にデバイスに通知がされる」
ということで解決します。
APPLE WATCHの最大の特徴は「リスト上に通知がされる為、とても気づきやすい」ということです。
画像:Milkcocoa Engineer's Blog
※アップルウォッチを着け忘れる可能性は大いにありますが、その可能性を考え始めると、全てが破綻しかねないので、今回は度外視します。実際にあまりに忘れることが多い場合、「APPLEWATCHを外さなくても充電できる方法」と「APPLEWATCHを着けたままでも快眠できる方法」を別シリーズでお届けいたします。
つまり、こんなようなことができないかと妄想しているのです。
- 「家の玄関についたら、チェックリストが(アップルウォッチに)表示される」
- 「家を出た20秒後に施錠の確認の通知がされる」※遠隔で確認できればベスト
- 「駅までの間に、ポスト(スーパーも)があれば、GPSで通過次第通知される」
- 「心拍数を感知し、座っている時は30分毎に離席を促し、深呼吸を促される」
- 「洗濯したら、1時間後に ”干せ!” と通知がされる」
これが、今回検証すべき仮説です。「APPLE WATCHで上記すべてが実現できる」
できますかね。。。?Apple Watch 2で。。。こんなことができたら夢のようです。
多少高くても、在庫があるモデルをクレカの24回払で、もぎ取りにいきます。。。
でも、過去の経験上この類の事は創意工夫でできるんです!!!
画像:AAIHS ※任期もあとわずか、お疲れ様でした。
実現可能性を検討する、調査する必要がある項目を洗い出す
ということで、これらを実現する為の要素とその実現可能性を書き出してみます。
- 屋外で位置情報ベースで通知がされるか:AppleWatch2はGPS搭載、できそう
- 屋内(玄関、冷蔵庫前)での通知:GPS不可、センサーの設置が必要
- 心拍数から行動把握、リマインドさせる:AppleWatch2は内蔵心拍計がある
- カギとAppleWatch2を連動でき、遠隔で施錠を確認できるか:スマートロック?
- センサー反応→アプリの特定の機能を起動できるか:センサーさえあれば、IFTTTで仕込めそう!!!
なんかできそう!!!!!!!ということで、仮説の精度は更に高まりました。そして、真剣に調べることにしました。
※仮説を立てて検証する方法が書いてある良書は、記事の一番下に載せておきます。仕事に使うべきで、アップルウォッチでモノ忘れを解消する為に使うべきノウハウではありません。でも本当に良書です。
さぁ、これだけできれば、「あなたの記憶と集中力はサル並」とは言わせません。
※本当に言われました。そして、サルに失礼です。たぶん、サル以下です。
画像:The Melker Project ※もう4年やりませんか?
さぁ、調べる項目を明確にすべく、課題を書き出してみましょう。
- 課題1:AppleWatch2の接近に反応できるセンサーは果たしてあるか(最重要)
- 課題2:スマートロックでAppleWatch 2に対応しているものはあるか、仕様も
- 課題3:GPSベースでAppleWatch 2に通知できるアプリはあるか
- 課題4:心拍数ベースでリマインドできるアプリがあるか
- 課題5:1.でセンサーがある場合に→IFTTT→アプリ起動の流れが組めるか
これらが、検証できれば、「APPLE WATCHでもの忘れの解消が実現できる」と言うことができます。1つずつ調べてみました。
課題1:AppleWatch2の接近に反応できるセンサーは果たしてあるのか(最重要)
これは、調べた結果いくつかパターンが存在しました。屋内なので、GPS意外で接近を感知する必要があります。NFCだと近すぎて無理なので、他の方法が必要でした。
- 接近しただけで感知する
- 何かに触れた時に作動する
- 能動的に何かに触れる
の3パターンです。
で、ありました。
1.iBeaconの活用
これが、一番イケています。iBeaconとは「省電力のBlueToothを使って、小型のセンサーに接近した際にデバイスになんらかの通知やアクションを起こすことができる仕組み。Appleに認証されて"i"がつきます。それ以外は"Beacon"です。観光業や店舗で活用されています。」というモノです。引用した風に書きましたが、僕が書いた説明です。こんな事例があります。店舗で入店したら、クーポンが画面に表示される例。
基本はビジネスユースです。家庭で使おうなんていう、変わり者でもの忘れが重症な奴はなかなかいません。でも、これの家庭版(コンシューマー)がないか探してみました。そして、有りました。なかったら、企画書を書いてたな。
そら用心
画像:AppBank
このセンサーを玄関に設置しておいて、通り過ぎると「今日雨降るよ?傘持ったの?」と通知してくれます。いるんですね、他にも。センサーは4,000円ぐらい、アプリは200円です。センサーもアップルウォッチもないのに、僕はアプリを、もう買いました。ちなみにこのアプリはAPPLE WATCHにもバッチリ対応しております。
傘もよく忘れるので、絶対に必要です。
そのうち傘にもセンサーを付け始めるでしょう。まさにIoT時代。
傘もConnectedです。「コネクテッド・アンブレラ」なんかかっこいいですね。
調べたらあった。。。マジカ。。。
Internet-Connected Umbrellas : high-tech umbrella
さぁ、話を傘から戻します!!!!!
このiBeaconが家庭でこのように使えるということは。。。!
「玄関で忘れ物チェックリストをAPPLEWATCHに表示させることができる」はずなのです!後はアプリだけ!!!!誰か作ってください!!!買います! 宣伝します!
ちなみにこれでも代用可能です。違いは、スマートさです。スマートウォッチなので。
画像:Instagram Search Engine
2.スマート接触センサーの活用 EVE DOOR&WINDOW(ELGATO社)
アップルストア(オンラインも)で取扱があります。
これは、何かと言うと、下の写真のように、
「ドアの2箇所(固定された方と動かす方)にセンサーを取り付け、離れるとなんらかのアクションを起こせるというものです。例えば、スマホに通知したりみたいなことです。(※接続は家のwifiで)」
これを、玄関の手前のドアや、洗濯機のドア!!!!につければ、いけるんじゃないかと思いついたのです。下の動画のように、施錠をSiriに確認することもできるのです。
「Hey Siri 洗濯機のドアは開いているかい?」と。(閉じていれば干していない)
そして、忘れ物の例でいけば、「ドアが開いたら、通知されるようにすればいいのです」、これはできそうです。「通知の内容をカスタマイズできれば!!!」(これは調べたのですが、まだ未確認なので、メーカーに問い合わせします。追記します!メーカーの人もWhat's?となりそうです。本社はドイツなので、なんていうのかはわかりません。)(タスク1)
そして、APPLE WATCH 2はSiriに対応しているのです。
更に、アップルはHomeKitというスマートホームを実現する為のシステムをiOSとWatchOSに提供しているので、結構スムーズに連携するはずです。
10/26追記:メーカーに問い合わせた結果、APPLE WATCH対応は"まだ"とのことでした。ご注意ください。
参考:HomeKit対応 - ホームオートメーション - iPhoneアクセサリ - Apple(日本)
さぁ、次です。
3.AWS IoT ボタンをカスタマイズして使う
これは、最もマニアックです。これは、日本でも話題になった、Amazon社の『Amazonダッシュボタン』の「空版」です。
「Amazonダッシュボタンとは以下の写真のようなボタンで、押すとAmazonで注文ができるという素敵なボタンです。下の画像では、Tideつまりボタンを洗濯機に付けて洗剤がなくなったらボタンを押せば届く」という仕組みです。
画像:スマートショッピング
しかし、既成のAmazonダッシュボタンは、既に「何をアクションさせるか」が組み込まれてしまっているのです。このAWS IoT ボタンは「何をさせるかをプログラムすることができる」のです。USでは大人気で即効売り切れたそうです。
画像:SlideShare
このAWS IoTボタンを玄関のドアノブの上に取り付けて、
「いってきます!」→「ポチッ!」→「アップルウォッチ上に忘れ物リストを表示!」
と、するわけです。(もう労力に見合わなくなってきたかも。。。)
そして、この動画では、「ボタンを押したらメールが飛んでその内容がツイートされる」 というプログラムをボタンにプログラムしています。これで、このシステムが、できることが確定しました。
※このプログラムを組んでくれるというエンジニアの方、TwitterでDMください。ボタンはアメリカまで行くか代行を頼んで手に入れます。(多分)それか、クラウドソースで発注するか、、、
気合入れて書いたら疲れました。。。ここまでの結論で行くと、かなりイケそう!です。最大の難所がクリアできたのです。プログラミングって必須の時代なんですね。忘れ物も自分でなんとかできてしまう。。。
課題2:スマートロックでAppleWatch2に対応しているものはあるか
さぁ、ここからは省エネで書きます。スマートロックとは、
「スマートなカギのことです。(おい)」
では、駄目なのでちゃんと説明すると、「スマホで解錠したり、ネットワーク経由で解錠したり、一時的にゲストにカギを発行して、その人のスマホで解錠したり(AirBnB用ですね)と、いった非常にスマートカギです。(結局)」
もう一つのメリットは、カギを忘れても大丈夫ということです。最終的にはサポートセンターの電話番号さえわかれば、開きます。
で、予想していた通りですが、「アップルウォッチに対応したスマートロックはあります。」っていうか、これは前に調べてた。忘れてた。(はぁ、、、)
Qrio Smart Lock (キュリオスマートロック) スマートフォンで自宅のドアをキーレス化 Q-SL1
- 出版社/メーカー: Qrio
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (3件) を見る
はい、次。ってか、これもドアオープンで通知(カスタマイズした)出せないのかな。聞いてみよ。(タスク2)
10/26追記:メーカーに問い合わせた結果、APPLE WATCHへの"通知"は"未対応"とのことでした。カスタマイズもできません。ご注意ください。
課題3:GPSベースでリマインドしてくれるAppleWatchアプリはあるか
これは、純正のリマインダーアプリの「通知する場所を指定」で、できました。アップルウォッチでもできます。※iPhoneで実験してもできました。しかし、100mぐらいは誤差があるので、ポストを通り過ぎた後に戻る必要があります。(決断力が必要)
さぁ、これで、郵便ポスト問題も買い出し問題もクリアです。(あっさり)
課題4:心拍数ベースでアクションさせる機能がWatchOSやアプリにあるか
これは、果たして調べる必要があるのか。今までの方が価値がある気がします。ということで、簡単に調べた結果をシェアするに留めます。この手のモノはきっとあるはずです。標準でもBreatheという機能で、定期的な深呼吸をセットできるぐらいなので。
画像:アップルウォッチのwatchOS3で高速起動!新機能・使い方・レビュー! | NEOノマド家族
課題5:センサーorボタン→IFTTT→アプリの流れが組めるか
さぁ、最後です。もうすぐ6,000千文字。
IFTTTとは本ブログで何度か紹介してきた、「2つ以上のアプリを連携させるミドルアプリ」です。例えば、「Twitterに写真を投稿したら、Googleドライブに保存」みたいな感じです。最近、この手のアプリは少しずつ利用者が増えてきました。
これを先ほどのセンサー(iBeacon)と連携させるのです、これで更に色んなことができるようになるはずです。例えば、
「AppleWatchがセンサーの前を通過したら、Uberを呼ぶ」(なんで?)
「AppleWatchがセンサーの前を通過したら、母親にラインする」(ただいま!)
「AppleWatchがセンサーの前を通過したら、スプレッドシートに時間を記録する」(残業裁判とかで使えそうですね!)
みたいなことができるはずです。(いるかな?)
このIFTTTは非常にナイスなソリューションを提供しています。その名も「DOボタン」です。
これは、何かというと、ディスプレイ上に配置されたボタンを押すと、「部屋の温度を30度に調整!(暑いね!)」みたいなことができます。いちいちスマホの温度管理アプリを開かなくても、アップルウォッチから操作できるんです。
これも、アップルウォッチ上で、できることを大幅に増やす気がします。
アップルウォッチに配置された、DOボタンを押したら奥さんに「愛してるよ」って、送ることもできるんです。(そこまでしたら、怒られそう。)
※購入後試しています。
結論:仮説通り全部できる!アップルウォッチは無敵。そして、エンジニアさん羨ましい。
です。エンジニアの方は、ほんと色々できて楽しそう。勉強しようかな。
画像:Movies In Theaters
おしまい
追記が気になるという珍しい方はTwitterをフォローして下さい。
※結局IoTの記事になったので、関連記事はこちら
※買いました!涙
GoogleのNESTとかヘルスケアウェアラブルとかについて書きました。
スマートホームデバイス全般。サムスンのスマート冷蔵庫って燃えるかな。
思い出せた奇跡。途中で書いた、仮説の検証法については、こちらからちゃんと勉強してください
今回のテーマはイシューではないです。解決しても価値が低すぎます。
これも超良書です。