完全防水になったApple Watch 2をプールで使ってみた。プールでの操作方法を解説!プールスイミングの距離や心拍数計測の精度は?
AppleWatch Series2の防水の定義は?プールに入れても大丈夫?
僕がAppleWatch series2の購入を決めた理由の1つは「アップルウォッチ2は完全防水になりプールでの使用OK!」ということでした。トライアスロンに向けてトレーニングを積んでいるのですが、プールでの心拍数の測定や、トレーニングの記録を残すのってなかなか大変だったんです。
実はAppleWatch series1(初代)も防水ではないですが、耐水性能を備えていました。AppleWatch series1耐水の定義はこうです。
Apple Watch は耐水性能を備えていますが、防水性能はありません。* たとえば、Apple Watch を着用したまま運動したり (汗が付着しても支障ありません) 手を洗ったり、雨の日に着用して出かけても大丈夫です。
要するに、「生活していて、アップルウォッチに汗や小雨や水が跳ねるレベル」だったら大丈夫ということ。これは実はiPhone6Sでも同じ程度の耐水性能があると言われています。
一方、AppleWatch Series2の防水の定義はこうです。
Apple Watch Series 2 は、プールや海で泳ぐなど、浅い水深での利用に対応しました。ただし、Apple Watch Series 2 を装着したまま、スキューバダイビング、ウォータースキーなど、水圧が高くなるアクティビティを行うことは想定していません。
プールでのスイミングやオープンウォータースイミング(海での水泳)は2mぐらいの深さにしかならないですが、スキューバダイビングは5mから30mぐらいになり、そのようなレベルの水圧にはAppleWatch2は耐えられないという仕様です。
それでもかなりイケています。雨が降っても安心してランニングを継続できるし、そのままバイクはもちろん、水泳までアップルウォッチを付けたままトレーニングして、音楽を聞いたり通知を見ることができるんです。※プールにiPhoneを持ち込める場合
ついに試せた!完全防水になったApple Watch 2をプールで使ってみた
実は僕が普段通っているプールは「電子機器を付けての水泳は禁止。ウォーキングはOK」というルールです。AppleWatch等の電子機器を禁止する、理由は接触時に金属部分が当たると危ないから。理解できない訳ではないですが。。。
今回は閉館間近で「プールに自分しかいないタイミング」でお願いをしてトライしてきました!
アップルウォッチのプールでの操作方法。スイミングワークアウトを起動。
プールでの操作方法は簡単です。
まずは「ウォークアウト」のアプリを開いて「スイミング」を選択します。
次にプールの長さの設定をします。大抵は25mですよね。
次に目標をセットします。目標に達したらバイブレーションで教えてくれます。これで設定は完了。開始を選択すると
カウントダウンが始まります。3秒後に自動的にスタートします。
スタートするとこのような画面になります。右上の水のマークは「水によって誤作動が起きないようにロックしてますよ」という意味です。このマークが出ている時は、AppleWatchを操作することはできません。
スイミングを終えて、ワークアウトの終了などの操作をしたい時は一度水を排出する必要があります。デジタルクラウンというアップルウォッチの右に付いているネジをくるくる回すとすぐに終わります。
スイミング中は見ることが難しいですが、画面表示はこんな感じです。ペースや泳いだ距離やラップ数の表示です。
ワークアウトを終了すると、結果を保存してくれます。この記録は後ほどiPhoneに転送されます。
このように使い方自体は簡単で、特に意識する必要はありません。ただ、「泳ぎ終わってからデジタルクラウンを回して水を出してワークアウトを終了させる必要がある」ので、25mを全力で泳いでタイムアタックをするような用途には向いていません。トライアスロンのような1.5kmとか3kmとかを泳ぐようなトレーニングをする人には向いていると思います。※水のマークが出ている時はSiriを使って止めることもできません
無事AppleWatch2を使って、スイミング(水泳)トレーニングを終了できました!
泳いだ距離もAppleWatchからiPhoneのヘルスケアアプリに転送されてました!
泳いだ距離の計測はすごく正確です。泳ぎ方もちゃんと理解していました。
AppleWatch Series2 の水中使用時の心拍数の精度
これは元々期待していませんでしたし、Appleも公式にその精度を保証していないので、予想通りの結果でした。水泳時は全く正確じゃありません。
ワークアウト App で「オープンウォータースイミング」* を行う場合、水中では心拍数が測定されないことがありますが、Apple Watch に内蔵の加速度センサーを使ってカロリーの測定は継続されます。ワークアウト App で「プールスイミング」* を行う場合、水中では心拍数が測定されないことがありますが、Apple Watch に内蔵の加速度センサーを使ってカロリー、往復回数、距離の測定は継続されます。
以前も書きましたが、やはり安静時の心拍数のみ信頼できるでしょう。運動時の心拍数を正確に測りたいのであれば、AppleWatchに加えて、以下のような胸ベルト式の心拍数モニターを使うと正確に測定できます。AppleWatchやiPhoneとはBluetoothを使ってペアリングし、リアルタイムで正確な心拍数をモニターすることができます。
画像:Wearble
トライアスロンの世界チャンピオンも使用するポラールの心拍数モニター
POLAR(ポラール) 【日本正規品】 H7心拍センサー ブラック M-XXL 92053177 ブラック M-XXL
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他機能タイプ。日本ではソフトバンクも公式に扱うモデルです。
【日本正規代理店品・保証付】Wahoo Fitness TICKR 心拍計 WAF-PH-000014c
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ランニング時にあると良いデバイスはこちらに書きました!
ランニングなどの運動時は、以下のようにシステムを機能させます。
・心拍数:Wahooなどの胸ベルト式心拍計を使用
・アプリ:RunKeeperなどのフィットネストラッカーアプリ
・GPS:Apple Watch 2のGPS機能を使用
・音楽:Apple Watch 2に2GBまで保存可能
・ヘッドフォン:BlueToothヘッドフォンを使用
・お買い物:Apple Watch 2のモバイルSuicaを使用(オートチャージ可否は不明だが多分できる)
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