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生体情報を用いるバイオメトリクス認証がAndroidに?iPhoneから乗換える機会になるか。GoogleのプロジェクトAbucus

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tgdaily.com
 
 

Touch IDが快適すぎでiPhoneから離れられない

 

www.knowyourmobile.com

 
2010年に遡り日本でスマートフォンが発売し始めた頃、最初のスマートフォンに選んだのは当時は少数派のAndroidでした。日本ではHTCのDesireがソフトバンクから発売され飛びつくように購入したのを覚えています。その後、iPhone5の発売を機にAndroidはサブ機に、以降iPhoneをメイン機にしています。
 
一度iPhoneを使ってしまうと、なかなか戻れない。その使い慣れた優れたUIや、デバイス間の連携、垂直統合モデルが実現する頻繁なOSアップデートなど、iOS環境は良いところがたくさんありますが、指紋認証のTouch IDの快適さが突出しています。指紋でアンロックできる快適さは一度体験するとなかなか捨てられず、Androidを購入しても、なかなかメイン機になりませんでした。
 

Androidにバイオメトリクス認証を導入か

Googleが進める、Project Abacus(現 Trsust API)ではスマートフォンに搭載された様々なセンサーを使って、バイオメトリクス認証を行い、本人が使っているかを照合するそうです。
パスワードからの解放とよりセキュアな本人認証を目指しています。今年2016のうちに、導入できる可能性があるようです。
 
このProject Abacusでは、タイピングのパターン、歩くスピードや顔、位置情報など様々な情報を統合し"トラストスコア"を算出し、『どれだけあなたっぽいか』を数値化します。予め各アプリやアンロックに要求するトラストスコアの値を設定しておき、そのの数値を超えればロックが解除されるという仕様です。マシンラーニングを使用しているので、精度は次第に上がっていくそうです。
 
これがあれば指紋もいらないですね。本人は『ロックなんてされてたっけ?』という体験を得ることができます。
 
iPhoneのTouch IDで話題になった『寝てる間に指を、、』というのも、例え本人以外がアンロックできても、アンロック以降で、『この使用パターンは本人っぽくない』と判断されれば、トラストスコアが低くなり、アプリを利用できなくなります。例えばLINEは最高レベルのトラストスコアを要求しておけばいいんですね。 

金融機関と合同で試験も実施、本人認証手段 

バイオメトリクス認証は、従来のありとあらゆる認証方法よりセキュアで、かつコストが安いです。日本の銀行のオンラインバンクでも、多くは2段階認証が要求され、イケてないワンタイムパスワードアプリや、謎の電卓みたいな機械が必要だったりします。バイオメトリクス認証は身体の情報などを用いるため『複製や偽装が極めて困難、ほぼ不可能』なので、金融機関など高度な本人認証が求められるサービスへの導入は適していますね。