災害時はPHSが繋がりやすい件。輻輳しても繋がる仕組み。熊本地震では繋がった!?災害時に通信はどう備える???スマホは動く?
災害時の通信手段を改めて見直そう
災害の時の連絡手段。携帯電話は輻輳(通話の殺到)で繋がりにくくなる事が有名で、3.11では代替の通信手段として、twitterが活躍したり、今ではLINEなど、モバイル/固定を問わず、インターネット回線経由のコミュニケーションツールが比較的有効です。
PHSの災害の強さ、思い知ったね。普通にスマホ通じんかったのにPHS発信できたもん!無くしちゃダメだよPHS〜〜〜
— ゆかぴ (@y_okome) 2016年4月14日
東日本大震災のときに携帯が繋がらなくて、PHSは繋がったと聞き、それ以降、実家の親にはPHS持たせてる。もちろん僕も。必ず繋がるって確証はないけど、それでももしものために。
— 双子のパパYuichi@お腹が弱い (@fp_yuichi_fp) 2016年4月14日
PHSだと、電話繋がるみたいです!
— 村氏 (@full_couse) 2016年4月14日
あと、LINE!連絡とるのに便利っすよ!
電話繋がりにくい地域の方!是非使って!!
まだ来るかもしれない余震に気を付けて!!
東日本大震災のときは
— takamin@渋谷PARCO撮影会 (@takamin39hi) 2016年4月14日
都内でほとんど繋がらない携帯電話が
PHSだけは何事もなくふつうに使えて驚いた
そんなPHSも利用者激減←だから輻輳が起きなかった
を理由にあと2年ぐらいで廃止になるらしい
もう新機種のPHS端末は作らないそうで
なぜPHSは災害時に繋がりやすいのか
乾電池で動く、固定電話型のPHSもありました。まだ売ってるのかな。これ、昔ながらのデザインで、誰でも使えるユニバーサルな感じでいいんです。
大規模災害が起きた時に備えて通信のトラブル・原因・対策について考えてみた
『ケータイが繋がらない』、『通信規制が掛かった』など、大規模災害が起きた時の事をイメージしました。備蓄や持出品についてはもちろん、通信についても何が起きてどうすればよいのか、色々と情報があったので自分が知っている事も含めて考えて書いてみました。結局は素人なので、何か他にもいい案やオススメの商品があれば教えて下さい。避難が必要な災害発生した時、家族、友人、会社、恋人との連絡手段の確保はもちろんですが、避難や支援、道路や交通機関の不通、火災や放射線漏れ、など様々な情報収集を元にした状況判断が欠かせません。あまりに身近じゃない手段、例えば高価な衛星携帯電話を用意するなどは考慮していません。
まずは大規模災害発生時に通信関連に起こりそうなトラブルを書き出してみる
- 電話の殺到による輻輳。通話規制で通話が不可になる。
- 基地局やアンテナなど通信会社の設備故障やロストにより、スマホからの電話やインターネットが不可になる。
- 停電により自宅のIP系の固定が電話の利用不可になる。
- 大規模停電でスマホの充電ができなくなる。
- 避難所や車で電源が確保できずにスマホが充電できなくなる。
- 災害発生時に落下などでスマホが故障し、家族や友人の連絡先がわからない。
- 災害発生時にスマホを持ち出すことができず、家族や友人の連絡先がわからない。
- 連絡手段にしていたメッセージ系のサービスがダウン、他の連絡先がわからない。
- googleパーソンファインダーや災害伝言板の使い方がわからるのに、端末がない、使えない
上記のトラブルをまずは、分類してみました。
STEPごとに、分析してみました。
STEP1(情報)に分類されるトラブルとその原因と対策
- 災害発生時に落下などでスマホが故障し、家族や友人の連絡先がわからない。
- 災害発生時にスマホを持ち出すことができず、家族や友人の連絡先がわからない。
- 連絡手段にしていたメッセージ系のサービスがダウン、他の連絡先がわからない。
- 連絡先など情報の保存場所(端末・クラウド・サービス)がアクセスできることが前提になっている
- ひとつの連絡先、連絡手段しか把握していない
- 必要な相手は複数の連絡手段を把握する(電話番号、LINE、メール、Skype、Facebook、Twitter等、利用頻度が高く気づけるもの):コスト→ゼロ
- 必要な連絡先は紙に書いて携帯する ※財布などの奥に忍ばせる:コスト→ゼロ
- 必要な連絡先をケータイのローカルのメモに保存する:コスト→ゼロ
- 必要な連絡先をクラウドのメモ(Evernote、Googleドライブ等)に保存する:コスト→ゼロ
- 家族や恋人間でそのクラウド上のメモのURLを短縮し共有する:コスト→ゼロ※共有するURLは紙に書いておくといいですね。短いので覚えてしまってもいいです。
- 大規模停電でスマホの充電ができなくなる。
- 避難所や車で電源が確保できずにスマホが充電できなくなる。
- 災害発生時に落下などでスマホが故障し、家族や友人の連絡先がわからない。
- googleパーソンファインダーや災害伝言板の使い方がわかるのに、端末がない、使えない
- 充電切れ
- 電源が確保できない
- 故障(紛失もある)
- 機種変更で使わなくなった端末を利用:コスト→ゼロ
- 中古(いわゆる白ロム)を購入する:コスト→端末による(1万円以下もアリ)
- SIMフリーの端末を購入する:コスト→端末による(2~10万円程度かな)
- その他、Skypeなどのスマホアプリが利用可能な端末を用意する:コスト→端末による(アンドロイドOSを採用している格安タブレットなど)
- 1の場合は新旧の端末でSIMカードを差し替えて使えることを確認して下さい。
- 2の場合は自分の携帯キャリアと同じモノを、SIMカードも同じ形状のモノを選ぶ。
- 3の場合も自分のSIMカードがSIMフリー端末で使える事を確認してください。
- いずれの場合も、LINEは新旧端末でアカウントの切替が必要です。こちらの方法(LINE公式)が、災害時に上手くいかない時は、他のサービスに頼る必要がありますので、複数の連絡手段を用意・把握してください。
- SIMでのモバイル通信(3G・4G)が不可の場合(通信会社が原因)は、WIFIに頼るしかないです。周囲の人が違う通信会社で通信が可能な場合、テザリングで回線を共有してもらう事が可能です。災害時は通信会社が用意するWIFIスポットが無料公開されることも多いです。※端末と充電がないとどうにもなりませんが。
- 電話の殺到による輻輳。通話規制で通話が不可になる。
- 基地局やアンテナなど通信会社の設備故障やロストにより、スマホからの電話やインターネットが不可になる。
- 停電により自宅のIP系の固定が電話の利用不可になる。
- 通信キャリアや災害独自の状況に帰属する原因(輻輳・設備故障/ロスト)
- 通信方式を単一でしか用意していなかった
・携帯通信キャリアの例:コスト(月額)約1,500円~
・アナログ電話とアナログ電話回線(メタル)の用意:コスト(月額)約2,000円
ひかり電話が停電に弱い事は有名です。一方で、アナログ回線は停電時も利用できる為、東日本大震災の後に災害対策として導入が進みました。理由はアナログ電話は局舎側から電源が供給され、局舎には非常用電源が用意されているため。NTTのアナログ回線の月額費用はエリアで若干異なります。アナログ回線が使える電話機の確保(これが少し高い)も必要です。初期費用も多少掛かります。お年寄りがいる家庭では、イエデンワ2(PHSとアナログ回線が両方使える)などがいいかもしれません。
- 連絡手段にしていたメッセージ系のサービスがダウン、他の連絡先がわからない。
- 必要な相手は複数の連絡手段を把握しておく(電話番号、LINEID、メール、Skype、Facebookメッセンジャー、Twitter等、利用頻度が高く気づけるもの):コスト→ゼロ
非常食などのセットはこちら
【防災グッズ】地震対策30点避難セット ?避難生活で必要な防災用品をセットした非常持出袋(防災セット)
- 出版社/メーカー: 防災防犯ダイレクト
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 1人 クリック: 5回
- この商品を含むブログを見る
こちらの記事も御覧ください!