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仮想通貨・ビットコイン・ICOに関連するブログになりました。トークン大好きです。

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テクノロジーが職を奪う時代との共存とベーシックインカムについて

相変わらずの跡切れっぷりで、もはや、自由更新です。

 

 
最近、AIが人間の仕事を奪う、そんな時代はもう水際まで来ている、最低賃金の引き上げで機械へのリプレースが更に加速する、なんてニュースを良く聞きます。そしてスイスで、もうすぐ行われるベーシックインカムの国民投票の同行についても、同時に盛り上がりが進んでいるような気がします。このブログではテクノロジー、インターネットによって変わりつつある現在を中心に取り上げていますが、今回は、少し目線を上げて、未来の話をできればいいなと思っています。テクノロジーの発展による自動化が進んだ社会。自動運転やロボット。一部の経営者とAIとロボットが富を作り出し、ばら撒き、その他大勢は生きる為に働かなくてよくなる、そんな世界の事を少し考えてみまし
た。

1.そもそも資本主義がもう限界なんじゃないか

 

ベーシックインカムの議論には『働かざるもの食うべからず』という反論がつきまといます。僕も、そうは思うんですが、一方で先進国に住む人達はこれだけ豊かになったんだから、生きていく為に働かなきゃいけないっていう人がまだいる状況からそろそろ解放されて、社会の発展やコミュニティの為に働くっていうステージに辿り着かないもんかなと思っています。古代に戻ると人間は生きる為の食べ物を作るために、畑を耕したり、灌漑設備を作ったりしていましたが、人間が本来生きるために必要な仕事を機械が代替できるようになれば、人間は生きるを超えて活きる為の仕事ができるようになる。Table for Twoが取り組む食の不均衡問題もそうですし、ジェフリーサックスの主張もそうですが、少しのアンバランスにより、実はもう可能なはずの、この生きるを保証するが達成されていない故に、幸福のレベルがすごく下がっている気がします。少し社会主義的な考え方ですが、個人的にはもう資本主義ってモノポリーで言うと最終局面で勝者以外は冷めてしまうという状況に来てしまっていると思います。ベーシックインカムは資本主義を維持しながら(維持しないと今の資本家達は移行を許さない)、崩壊しない為の最終手段としての調整を図る事なんじゃないかなと思います。理想論かもしれませんが、生きる事を保証された人達が、まだ存在する生きる事が困難な人達をサポートすることに活きる事を見出す事ができればいい社会になるんじゃないかなと思ってます。

2.そんな時代に何をしてどう生きるか

 
スイスの調査では、ベーシックインカムが導入されても仕事を辞めない、と答えた人が大半であったそうです。僕も、ベーシックインカムが導入されたら躊躇なく、心理的ハードルが高いなと思っていた事に挑戦できる気がしています。(実際日本ではセーフティネットがあるので、ハードルなんて低いので、心理的と書きました)ベーシックインカムが導入できるレベルまでテクノロジーが進化していれば、贅沢な物以外は、今よりかなり安価に手に入る、アベイラブルになると予想します。ベーシックインカムが導入されて、生活が安定し、更に色んな物が安く手に入る社会になると、お金で人を採用する事が難しくなる。そうなると、今の会社組織というか形態は変わらざるを得ずになり、今のクラウドファンディングの様な形で資本、人財がプロジェクトやミッション単位で集まるような形がますます増えていくような気がします。社会をより良くするか、面白くするか、という事に人とお金が集まるようになる。僕も、社会事業か、エンタテイメント、スポーツなどの領域で挑戦してみたいなと思います。

3.スイスのベーシックインカムの財源捻出案

 
スイスのベーシックインカムの財源は、増税と社会保障費の削減。ベーシックインカムは社会保障の在り方の変革でもあるが、この増税の影響の与え方がキーになると思います。金持ちや法人に負担させると逃げていくし、消費増税も景気に悪影響を与えてしまう。日本では10万円弱を支給するのに、介護、年金、生活保護などの廃止+7%の消費増税で賄えるとされる試算などがある。ブラジルは既に段階的なベーシックインカム導入が決まっており、税構造改革の終了後に実施されるそうです。個人的には、社会保障をカットした上で、10万円では生活的にかなり厳しくなる層が、18万円ぐらいが最低ラインじゃないかと感じてます。
 
以上