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スマートウォッチが「手放せない」アイテムになり、爆発的に普及する為にはどのような点で進化しないといけないのか。アップルウォッチと市場の現況から考察する。

スマートウォッチ市場の現況。現時点の勝者はやはりアップル。

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僕がApple Watch Series2を購入してから、しばしの時が経ちました。初代のアップルウォッチや他社のスマートウォッチと比較すると、個人的にはかなり完成度が高く洗練されていると感じています。詳細に調べてはいないですが、アップルウォッチが(価値がある)アプリケーションの数としても最も多く、日本ではApplepaySuica決済に対応した事もあって「スマートウォッチを買うならAppleWatchという感になっている気がします。日本ではiPhoneのシェアが他国と比較して高い事も要因です。

上の画像はIDCが発表したスマートウォッチのシェアです。AppleWatch Series2が本格出荷される前のデータなのですが、それでもアップルウォッチのシェアが最も高いです。恐らくウォッチ2の発売後のシェアはもっと高いのではないかと予想されます。Garminはランニングやトライアスロン等のスポーツに特化したスマートウォッチなので、汎用性スマートウォッチの実質的な唯一の競合であるサムスンとのスマートウォッチ市場での力の差は明らかでしょう。

それでもスマートウォッチをしている人を街であまり見かけない

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画像:http://i.meet-i.com/?p=181902

それでもAppleWatchを含むスマートウォッチをしている人をなかなか日本で見掛ける事が少ないのが現状です。AppleWatch 2が日本でもApplePay及びSuicaに対応した事で、日本でも爆発的に増えるかと思いましたが駅の改札で私と同じように「時計を改札機にかざしている」人をまだ見たことがありません。

実は、友人でスマートウォッチをしているのを見たことがあるのも片手で数えられる人間しかいません。一人はサンフランシスコでウェブサービスを立ち上げている友人、もう一人は通信系の企業にコンサルティングサービスを提供している友人。つまり、依然としてスマートウォッチは「テクノロジーが好きだったり、新しいものに触れるのが好き(ないし必要がある)だったりする人が使い始めている段階」であると感じています。

下記のリンクの統計調査によると、「アメリカでは8%の人がアップルウォッチを所有している」そうです。12人に1人と言われると、あり得なくもない数字です。それでも、まだまだ市場が盛り上がっているとは言い辛い状況です。

参考:http://expandedramblings.com/index.php/apple-watch-statistics/

 

スマートフォンであるiPhoneと異なり、AppleWatchであるスマートウォッチが難しいのは、必需品ではないということです。これはiPadを含むタブレット端末も同じですが、「あるといいけど、なくても困らない」という位置づけなのです。

 

これは完全に一個人としての願いなのですが、「スマートウォッチがもっと普及して、市場にイケてるアプリやサードパーティの製品(ケースとかバンド)がもっと増えて欲しい!」と思っています。以前の記事で「アップルウォッチのアプリ50選」を書きましたが、正直な感想として種類も完成度も「iPhoneと比べるとまだまだ」なのです。

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故に、アップルだけでなく、Android(アンドロイド)勢にも頑張ってもらって、健全な競争な中で製品やアプリ、それによるユーザー体験が洗練されていって欲しいのです。

そこで、今回は「スマートウォッチの更なる普及の為には、どのような点で進化しないといけないのか」を勝手に考えてみました。

スマートウォッチが「手放せない」レベルのアイテムになる為に、を考えてみる

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スマートウォッチが「手放せないレベルのアイテムになる」、つまり「スマートフォンと同じレベルの必要性を感じる」ようになる為には、3つの要素で強化されることが必要だと感じています。

1.腕時計であるという「独自性」の強化と活用

スマートウォッチはその名の通り「スマートな腕時計」です。そして、「腕に」「スマートな」コンピューターがあるという点がスマートウォッチの「独自性」だと考えています。

この「腕時計」×スマートさ」という点で、現状のスマートウォッチがユーザーにどのような体験を提供しているのかをまず考えていきます。僕はアップルウォッチしかヘビーに使った事がないので、説明は全てアップルウォッチを用いて行います。

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画像:ナイキ

まず、アップルはナイキとコラボレーションしてランニング関連のアプリケーションを強化したり、防水機能を搭載してプールでの水泳やオープンウォータースイミングに対応したりスポーツに特化しています。アップルのマーケティングからもこの点を強調している事が伺えしれます。これはアップルがスポーツ分野でアップルウォッチが特別な体験を提供できると確信しているからですよね。これは、スポーツをする時に「腕時計であれば邪魔になり難い」という独自性が生み出す利点に、「IT×スポーツで、その体験をリッチにできる」というIT(スマートさ)の強みを掛け合わせて、ユニークで素晴らしいユーザー体験を提供しているのです。

 

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画像:Axeetech

この視点から、AppleWatch×ApplePayでの決済も同じように考察することができます。「腕時計は財布と違い、取り出す必要がない上に、決済をしようとする時に、決済端末と最も距離が近い」という独自性が生み出す利点に、「オンライン上でのチャージやデジタルなレシートの発行と保存といったスマートな決済」というIT(スマートさ)の強みを掛け合わせて、ユニークで素晴らしいユーザー体験を提供しているのです。

 

アップルウォッチ(スマートウォッチ)が提供するこの2つ体験は、一度使うとユーザーがスマートウォッチを「手放せない」と感じるようになる体験の有力なもの1つです。キラーコンテンツとも言えるでしょう。

 

しかし、個人的にはまだこの「腕時計」×「スマート」による独自性の発揮は可能だと思います。いくつか説明します。

 

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画像:Youtube
まずは鍵」です。これはスマートウォッチメーカーが「スマートロック」を提供するIoTのプレイヤーと積極的に組んで普及させるべき領域だと考えています。ポケットやカバンからカギを探すという経験は誰しもが体験するはずです。これがスマートウォッチの中に収まれば、カギを携帯する必要がなくなります。これは決済での「独自性」×「スマートさ」そして、単純なモノとしてのカギと異なり、スマートウォッチがカギ化すれば、「いつ、誰が施錠/解錠したか」が全てログとして残ります。実は既にスマートウォッチと対応したスマートロック製品は市場にありますが、キラーコンテンツになり得ると感じています。賃貸マンションや賃貸オフィスのカギが、建て替えやメンテナンスのタイミングでスマートロック化が検討される普及してくれば、「スマートロックがあるからスマートウォッチを買う」という層が出てきてもおかしくないと思います。スマートロックに限らずIoTホームデバイス全般はスマートウォッチと相性がいいと思います。

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画像:Cult of Mac

次はIDカードを含む多種多様なカード」としての機能です。例えば、免許証や保険証やキャッシュカードやオフィスのセキュリティカードなどです。アナログなカードをデジタル化する取り組みはスマートフォンでも行われていますが、理想形はカギや決済と同じくスマートウォッチです。これも「パっと取り出せて」、「デジタル化されると」便利でキラーコンテンツになり得ると思います。

ここまでいけば、カギ、財布、カード(身分証明書やセキュリティカードを含む)といった普段持ち歩いて、取り出す頻度が多いモノののほとんど全てをスマートウォッチに内蔵することができます。更に言うとAppleWatchは「TouchID」での指紋認証に対応していませんが、デジタル×指紋認証などの「バイオメトリクスな認証」で本人認証ができるようになれば、契約や行政手続きなども「手ぶら」でいけるようになるかもしれません。

アップルを含むスマートウォッチのプレイヤーには、サードパーティのベンダーと連携しながら、キラーコンテンツの普及・強化をして欲しいなと思っています。特にSamsungIoTカンパニーのSmartThingsを買収したりしているので頑張って欲しいし期待しています。アップルはストアで扱うIoT製品をもっと熱心に売って欲しいなと。

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2.カラダとの「密着性」を活かしたヘルスケアでの利用

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画像:HuffingtonPost

これもスマートウォッチが「腕時計である」ことの独自性の一種ですが、カラダとの「密着性」という言葉で分けて考えていきたいと思っています。スマートウォッチが登場する前のウェアラブルデバイスといえば、「FitBit(ふフィットビット)」や「Jawbone(ジョーボーン)」等のヘルスケアに特化したデバイスが中心でした。歩数や消費カロリーなどのアクティビティトラッカー、心拍数の常時測定、睡眠のトラッキングなどといったデータを、腕に装着したブレスレットを用いて収集し、アプリケーションで可視化したり、分析データを提供したり、アドバイスをしたりといったものです。

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画像:healthinformatics

実はこれらの全てはアップルウォッチでも実現することができます。AppleWatchを装着していれば、アップルが提供する純正のアプリケーションで、心拍数、歩数、消費カロリー、運動の記録などはほとんど全て自動で収集してくれます。しかし、それだけなんです。日々のカラダのデータが残ったり、それを元に「もっと歩きましょう!」といったリマインドをしてくれるのは悪くはないんですが、もっとクリティカルなメリットが必要だと考えています。

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画像:Theranos ※これは詐欺でした。

スマートウォッチだけではハード性能の限界もどうしても出てきますが、現時点での実現可能性を度外視して、ワガママを言えば、まずは収集できるデータの種類が少ないのです。例えば、最近話題になっている「血糖値」のデータもそうですし、「体温」も常時測定できたら嬉しいです。これは、メディカルIoTに取り組むメーカーによってサードパーティ製品が出揃う事を願う一方で、スマートウォッチのメーカーも積極的にセンサーを小型化・高度・低価格化にする等で「スマートウォッチだけで収集できるメディカルデータ」の数を増やして欲しいなと思います。

 

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画像:MacRumors

 

もう一つは収集したヘルスケア・メディカルデータの現実の医療現場での利活用の問題です。「病院に行ったらアップルウォッチに内蔵された診察券でタッチをすることで受付ができて(保険証データの提示も)、患者の同意の下で直前2週間のヘルスケアデータや基本のメディカルデータ(自分の過去の病歴や薬の服用歴)も提供できる」「服薬後にアップルウォッチで収集されたデータはドクターに自動送信されて、再受診や薬の変更の必要性を遠隔で判断してもらえる」といったレベルまで実現して欲しいなと思っています。

 

日本の病院のシステムやヘルスケア領域は「実現可能なポテンシャルの10%も発揮できていないんじゃないか」と思うぐらい、イケてないです。これだけインフラが整っているのにもったいないと思います。高齢化で患者数が増え、医療リソースを最適化しないといけない中で、効率化の為にアベイラブルなテクノロジーは積極活用して欲しいなと思います。

3.生活必需品としての「快適性」の向上

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画像:Apple

AppleWatchを使い始めて、その快適性について感じる事は「それなりだがまだまだ」ということです。まずは、バッテリーです。外出する日に、AppleWatch2をそれなりに使う日は夜は充電しないと次の日の昼ぐらいにはバッテリーが切れてしまいます。この状況では、1.で説明したようなカギや決済などの要素で利用する場合に安心感を持つことができません。そして2.のヘルスケアでの活用においても、「データ取得の中断」が発生してしまうのです。


「バッテリーが切れて決済ができない事がある」というレベルでは、ユーザーは財布を完全に手放せません。

※SuicaはFelica内にデータが残っているのでバッテリーが切れてもOKなのですが、ApplePayでIDやQuickPayを使う場合はバッテリーがないとNG。


「バッテリーが切れてデータが取れていない時間がある」というヘルスケアサービスでは、ユーザーは完全に信頼することができません。

 

ここはテクノロジーのブレイクスルーが必要です。「1回の充電で1ヶ月バッテリーが持続する」、「1分でフル充電できる」というイノベーションの話やニュースを近年よく聞くようになりましたが、早く実装して欲しいです。

スマートウォッチに求められる「快適性」のもう一つの要素は「操作性」です。指を使ってスマートウォッチの小さな画面でコンピューターを操作するという「難しさ」はアップルもよく理解しています。故に「デジタルクラウン」を搭載し、「Siri」を活用した音声入力や操作を、ユーザーインターフェースの中心に置いているわけですが、これもiPhoneの完成度と比べるとまだまだのレベルです。

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画像:dailymail

 

どうしても「どう操作すれば目的が達成できるのかわからない」という場面に遭遇しますし、音声入力も精度がイマイチです。特に日本語はイマイチ。徐々に改善されていくのだと思いますが、特に音声認識は早期に改善しないと、爆発的な普及の妨げになると思います。※今でも精度は良いんですが、ストレスはあります。

 

まとめ:スマートウォッチの更なる普及の為に

ここまで書いてきて、やはり、「かなりワガママで妄想が入った希望論」になってしまいましたが、実現可能性がゼロのアイデアはないなと思っています。アベイラブルな技術をギリギリ組み合わせればどれもできる気がします。それをストレスない製品とサービスにするのが至難の業なのですが・・・

それでもやはり、現時点でアベイラブルなIT技術の活用方法を考えたり、これから来るIoT(モノのインターネット)時代を妄想したりするのは面白いなと思いました。

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画像:Pinterest

 

そして「アップルウォッチはまだまだ」といった印象を与える記事になってしまいましたが、「現時点でも十分にイケてる製品」です。これは以前に記事にしているので是非お口直しとして御覧ください。今回の記事は「もっと!」というワガママな記事です。

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以上。

Fintech系ユニコーン企業3社から学ぶフィンテックのビジネス。評価額10億ドル超の金融ベンチャーをピックアップ。

やっぱりイノベーティブなベンチャーが好き。今回は久々にフィンテック。

このブログは元々はテクノロジーとかベンチャーの事を書きたくて始めたのですが、しばらくの間、「ドナルド・トランプ」とか「アップルウォッチ」とか「Welq(ウェルク)」などなど、少し本来書きたいテーマから外れてしまった記事が多かったので、久々に原点回帰をしてみました。

 

やっぱり僕は「世界を変えるディスラプティブな発想な事業モデル」が好きで、その世界に触れたい時は「ユニコーン企業」に注目するようにしています。ユニコーン企業とは「未公開企業で企業価値が$1B超の企業」のことですが、僕が注目する理由は以下の通りです。

  • ある業種やビジネスの急速な企業価値の上昇は社会変化の兆しである
  • 有力なVCが投資をしているということは「実現(発生)可能性の高さ」の証明
  • 派生ビジネスを考えるのに役立つ次世代の基礎技術や巨大な市場が潜んでいる

これが僕がユニコーンに注目する理由です。ユニコーンへの投資機会なんて絶対にないので、経済的なインセンティブはありません。でも、やっぱダイナミックなチャレンジって面白いんですよね。UberもAirbnbもインフラレベルまで成長しましたし。

今回はフィンテックです。このブログを書き始めた当初から注目していたのですが、改めて調べてみても面白いなと思います。今回は3社ほど紹介します。

1.Mozido(モジード)評価額:約2,400億円($2.4B

ー事業の概要

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Mozidoはアメリカのテキサス州を拠点とするFintechベンチャーで、スマートフォンのアプリケーションを使ったデジタルウォレットサービスを中心とした決済プラットフォームを提供している。世界には「携帯電話は持っているが銀行口座は持っていない」という人たちが20億人存在しており、Mozidoはこのような主に発展途上国のユーザーをターゲットにしている。メキシコ、中央アメリカ、カリブ、中東、東南アジア、アフリカを中心にサービスを拡大中。ジャマイカが最も勢いがあるそうです。

 

Mozidoで何ができるのか

Mozidoのウォレットを利用するユーザーは2種類存在する。1つは消費者。そして、もう1つはリアルなお店やオンラインのショップ運営事業者、そして既存の金融機関等の事業者だ。

 

消費者側のユーザーはCONECと呼ばれるクラウド上のウォレットを、スマートフォンのアプリケーション経由で操作・管理する。銀行口座を保つ必要は一切ない。ユーザーはこのウォレットから支払いや送金を行う。お店やオンラインショップでの支払いはもちろん、サービスを提供する事業者はMozidoのアカウントID宛に請求書を発行し、ユーザーはこのウォレット上から公共料金等の請求書の支払いをするといったことも可能だ。

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その他の機能として海外送金や、P2Pのユーザー間の送金、現金の引出、銀行口座からの預入、そして途上国では一般的な携帯電話会社のプリペイドクレジット(Airtime Top-up)の購入も提供されている。

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事業者にとっては複数のPOSシステムに対応しているなどの利便性に加えて、Mozido経由で支払いをしたユーザーに対してのポイント付与などのリワード支援機能や、ユーザーの携帯電話の位置情報と連動したキャンペーンの展開などの付加価値がある。また消費者であるユーザーとの決済やコミュニケーションだけでなく、B2B mVaultと呼ばれる事業者同士での決済にも対応している。

 

これだけの機能を銀行口座がなくても、銀行を介さなくても、リアルなお金としての機能を果たすエコシステムが構築されているのだ。

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ービジネスモデルの考察

日本に住んでいると、このようなサービスの必要性を感じる事は少ない。銀行口座を持つハードルは低く、クレジットカードは幅広く利用可能、銀行の支店やATMは至る所にあり、SuicaIDQuickpayなどの電子決済もとても便利だ。日本の金融サービス・決済サービスは改善の余地はあるもののとても整備されていると言える。現金を持っていて強盗に襲われる心配も、このMozidoがターゲットにする地域と比較すると格段に低いだろう。そして、昨今南米で大規模な摘発があったように、偽札の流通もあり現金に対しての信頼も相対的に低い。

 

Mozidoがターゲットとするような国では、そもそも銀行の支店がほとんどなく、ATMも少ない、もしくはATMのサービスの提供(回線とか)が非常に不安定だ。個人的な経験から言っても、東南アジアなどでは、現金をGETするのにも一苦労で、タクシーに乗る時は現金を一定額用意しないといけなかったりと、お金に関する不便やストレスが多い。

 

このような背景を抱えた国が経済的な発展を加速させる為には、このMozidoのようなプラットフォーム的金融サービスはとても重要で、受け入れ普及するスピードも早いことが特徴だ。それを象徴するように、この手のサービスは実は歴史がそれなりにあり、古くは2000年代後半からアフリカで地位を得始めたM-PESAが有名だ。

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画像:http://gaiax-socialmedialab.jp/post-28328/

そして、現在インドでシェアを急速に伸ばしているOne97  Communications社のPaytmも決済サービスとウォレットを提供している。Paytmはインド最大級のオンラインマーケットプレースも展開している。その他にも、日本ではLINEがLINEpayを提供しているし、中国ではアリババのAlipayが急速にシェアを伸ばしている。

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画像:Paytmのサービスラインナップ

 

背景は違うが、ウォレットを電子化して現金を廃止しようとした取り組みとしてはイーロン・マスクやピーター・ティールがチャレンジした「Paypal」も有名だ。Paypalはレガシーな金融サービス事業者の圧力や規制によってその野望を果たすことはできなかったが、インフラや規制が整備されていない途上国ではチャンスが大きい。また、仮想通貨であるビットコインなどのブロックチェーン技術を用いた技術も、今後金融インフラが脆弱な国や、政情が不安定な国では同様の役割を果たす可能性があるだろう。

2.Transfer Wise(トランスファーワイズ)評価額:約1,100億円($11B

ー事業の概要

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TransferWiseはフィンランド出身の2人の創業者が2010年に創業したフィンテックスタートアップだ。高いと言われる国際送金の手数料を下げることをミッションとしている。世界の国際送金の取扱高は年間で510兆ドルあり、レガシーな銀行は国際送金の手数料によって3,000億ドルの収入を得ている。TransferWiseは従来型の送金サービスの十分の一の手数料でサービスをユーザーに提供している。TransferWiseは既に毎月10億ドルの以上の送金を取り扱っているが、まだシェアとしては1%である。

ーTransferWiseで何ができるのか

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TransferWiseのサービスはユーザーの「国際送金」の目的である、「国家を超えた送金」や「異なる通貨での支払い」という機能を果たしながら、実際には「異なる2国間でニーズが合致するユーザー同士をマッチングする」という方法を取っている。

つまり「ユーザーA:日本在住でアメリカでドル建ての支払いがしたい」、「ユーザーB:アメリカ在住で日本で円建ての支払いがしたい」というユーザー同士をマッチングしてお互いに現地での支払いを肩代わりし合うのだ。この仕組みによって銀行を介する必要もなく、通貨の両替に掛かる手数料もない為、手数料が安くなるのだ。

TransferWiseはスマートフォンのアプリケーションも提供している。PayPalの口座との連携も可能だ。筆者もダウンロードしたがシンプルで使いやすい。

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画像:http://fintech-note.blogspot.jp/2015/02/andreessen-horowitztransferwise45b.html

 

ービジネスモデルの考察

TransferWiseには同じくシリコンバレーのボスと言われ、PayPalのファンダーで、現在はドナルド・トランプの政権移行チームにも参加しているピーター・ティールが早期に投資をしている。その後にヴァージン・グループのリチャード・ブランソンやシリコンバレーの最有力ベンチャー・キャピタルであるアンドリーセン・ホロウィッツが相次いで投資をしている。TransferWise「レガシーな金融ビジネスのプレイヤーを脅かすビジネスモデル」の王道だ。個人的にはレガシーで超非効率な銀行とか証券会社が大嫌いなので、この手のプレイヤーはどんどん増えて欲しいと思っている。

 

この国際送金のニーズは既に書いた数字によって、これまでも、そして現在も確かなニーズがある(あった)ことがわかる。これは「お金」の価値が国家によって”のみ”裏付けされる間は続くだろう。ビッドコインやその他の非中央集権的でその価値を広く保証できるようなお金が世界で広く流通するようになれば、TransferWiseのビジネスは不要になるが、その時はいつまで経っても来ないか、まだまだ時間が掛かるだろう。しかし、従来の国際送金手数料が「高い」と感じ、ユーザーがこのサービスを支持する事こそが、「レガシーなお金の仕組み」が時代とマッチしていないことの証拠だろう。

3.Funding Circle(ファンディングサークル)評価額:約1,000億円($1B

ー事業の概要

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Funding Circleはロンドン発のソーシャルレンディングを提供するフィンテックベンチャーである。ソーシャルレンディングとは何か。簡単に説明すると「オンラインで資金の貸し手と借り手をマッチングする仕組み」である。FundingCircle20,000を超える中小ビジネス事業者と50,000人を超える投資家をマッチングするローンのマケットプレースとも言える。投資家は個人投資家を中心に機関投資家や国家(UK)も含まれる。投資家に対しては平均7%/年のリターンを提供し、中小事業者にはデジタルアナリティクスを駆使した低コストでのリスク評価を実現することで適切な借入利率での資金調達機会を提供する。

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画像:Slideshare

ーFundingCircleで何ができるのか

FundingCircleで資金を借りたい事業者はFundingCircleのホームページからオンラインで申し込むことができる。資金需要やビジネスの内容を記入し送信することでFundingCircle側は審査(多くはAIによるビッグデータアナリティクスを活用し自動で)を行い、ローンの申込者に対して格付けを行う。下の図はFundingCircleでの格付けとその利率の概要だ。最高のA+の格付けがされるとその利率は7~8%程度、最低のEであれば利率は20%超となる。

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投資家はFundingCircleによってマーケットプレース上で提供された格付けとその他のビジネスに関する情報から投資判断を行う。マーケットプレース上で投資したいローンが見つかったあとは条件の「ビッド」を行い投資を希望する投資家同士で条件を競い合う。人気のある案件はこのビッドによって調整され融資の条件が良くなることもあるのだ。

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ービジネスモデルの考察

このビジネスモデルは「レガシーな銀行業への挑戦」というよりは、「レガシーな銀行の限界」を意味している感がある。個人的な感だが、フィンテックの勃興によって、日本の地方銀行の役割が間もなく終わりを迎えようとしている気配を感じている。

 

筆者は実は以前に中小企業の資金調達担当として、メガ・地方で複数の銀行を相手に借入交渉を行ったことがあるが、これがとにかく面倒で非効率だったのを覚えている。提出が必須な複数期の財務諸表は何故か印刷でしか受け取らなかったり(1期で数十頁になる)、担当者は高齢で最新のIT関連のビジネスモデルや市場動向を一切理解できないことさえあり(スマホを触った事がない行員も)、挙句の果てには、行内稟議の文章を代わりに考えたことさえもある。(愚痴っぽくなってきたが)やり取りは対面が中心で、次に電話、メールの利用は行内規則で制限されていたりもして、時代遅れが甚だしい(わずか3年前に某栃木の地方銀行ではITが関連する部門でパソコンが複数人で共通利用だった)。とにかく、全くスムーズではなく、審査に日数も掛かる(少なくとも10分の入力で数日の審査というレベルではない)。あのような旧態依然の体制では、中小事業者の細かな資金ニーズに答えることは絶対できないだろう。

 

この図はFundingCircleでの貸し倒れの可能性を格付けごとに表示している。

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人がほとんど介入しない与信審査で、貸し倒れのリスクがトータルで1.7%しかないのだ。日本の銀行での不良債権化率はリーマンショックがあった2008年に1.5%程度まで上がり、現在は1%以下に更に減少している。(これは融資条件を更に厳しくしていることもある)原因はなんにせよ、審査能力に大きな差はもうないしリスクを取って中小事業者に資金を回している新しいプレイヤーの方が健全だろう。

 

日本のフィンテック業界でもクラウド会計ソフトを提供するfreee社が北國銀行と組んで、オンライン上の会計データとAPIを活用した分析技術により、審査の手間や時間を短縮する取り組みを行っている。この流れをどんどん加速させて不優秀な銀行の営業マンや仕事が遅い融資審査担当者が失業するレベルまで追い込んで欲しいと心から願ってしまった自分がいる。少なくとも銀行の営業マンの役割が変わることは間違いないだろう。

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画像:ITPro

さて、このFundingCircleのようなオンラインでの債権のマーケットプレースが成熟し、会計処理や請求書発行や、その決済のほとんどがオンラインで行われるようになれば、更なるビジネスの機会も生まれるだろう。例えば、A社からB社に請求書が発行されていて、B社がオンライン上で期日通りに支払う意志を表明(保証)しているValidな請求書を個人投資家Cさんが割り引いて購入する」というような事もできるようになるだろう。その他にも、IoT技術の普及で在庫管理がリアルタイムに高度にデジタル化されれば担保にできる資産の可視化も進み、借入のチャンスが増えることだろう。全ての会計情報がデジタルになれば、審査自体を「常時自動化」することもできる。借り手と貸し手は緊張感をより持つし、「金利は常時変動する」ような契約を結ぶ可能性も出てくるだろう。この状態が実現できれば、借り手は常に「より良い条件での借り換え」を求めることができるし、貸し手も監視コストが下がれば借り手に対してアドバイス(要求)をしやすくなる。

 

このFundingCircleと同様のビジネスモデルを展開するフィンテックプレイヤーは少なくない。「Prosper Marketplace」や「Lending Club」、「Kabbage」、「OnDeck」などは多少のビジネスモデルの差異はありながらも競合している。

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画像:SlideShare

 

※フォーブスで世界の有力Fintech50社が取り上げられた号です。

ForbesJapan (フォーブスジャパン) 2016年 04月号 [雑誌]

ForbesJapan (フォーブスジャパン) 2016年 04月号 [雑誌]

 

 

 

以上。フィンテックについては過去にも記事を書いているので是非御覧ください。

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AppleWatchで本当に使える最強のおすすめアプリ50個をレビュー。アップルウォッチを購入したらまずインストールしたいスマートウォッチの定番のアプリ達。

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全部インストールして厳選!アップルウォッチのオススメアプリの決定版!

Apple Watch2を購入してから、早くも1ヶ月が経とうとしています。購入前からアップルウォッチのオススメは他のサイトでも調べていましたが、実際にインストールして使ってみると「なんかこのアプリ違うな・・・?」というものも多かったです。

特に動作感がイマイチだったり、月額制の有料プランに加入しないと殆どの機能が使えないアプリだったり。「わざわざサードパーティのアプリをインストールしなくても純正がイチバンいいんじゃ・・・?」というものもありました。

そこで、「Apple純正のアップルウォッチ対応アプリも含めて厳選してみよう」と思い頑張ってみました。より多くの方に役立って欲しいと思ったのでゲームなどは除外して実用性重視です。「アップルウォッチ使いこなしてる感」を重視しました。

 

まさに、「AppleWatchを購入して設定が終わったらまず入れるべき定番のアプリ集」になったと自信を持っています。では、どうぞ。

 

<目次>

1.Yahoo!乗換案内

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〜アプリの概要〜
iPhoneで2500万ダウンロードを突破した乗り換え検索アプリの決定版。通勤に使う駅から出発する電車の発車までの時間を確認する「通勤タイマー」がアップルウォッチでの機能だ。

2.駅すぱあと

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〜アプリの概要〜
無料版では広告表示はあるが、完成度が高い「駅すぱあと」。
AppleWatchも非常に他機能で、「クリップ」や「イマココ」、「タイマー」など欲しい機能が充実している。

駅すぱあと 乗り換え案内

駅すぱあと 乗り換え案内

  • Val Laboratory Corporation
  • ナビゲーション
  • 無料

3.駅.Locky

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〜アプリの概要〜
指定した駅と路線の時刻表をカウントダウン形式で確認することができる有名アプリ。AppleWatch上では、複数の駅を登録して置くことができるのがYahoo!との差別化ポイント。

駅.Locky (カウントダウン型時刻表)

駅.Locky (カウントダウン型時刻表)

  • Ubigraph Inc.
  • ナビゲーション
  • 無料

4.最寄り駅サーチ

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〜アプリの概要〜
現在の位置情報から最寄り駅の候補を表示してくれるシンプルなアプリ。AppleWatch上では、純正のマップと連動し最寄り駅までナビゲーションを開始できるのがイケている。

最寄り駅サーチ

最寄り駅サーチ

  • S.Tachibana
  • ユーティリティ
  • 無料

5.Uber(ウーバー) 

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〜アプリの概要〜
世界の主要都市で交通インフラとなりつつあるアプリ。ワンタップで好きな所にスマートに配車できるのが魅力だが、AppleWatch上で完結するのは更にスマートだ。

Uber

Uber

  • Uber Technologies, Inc.
  • 旅行
  • 無料

6.Apple 純正 マップ

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〜アプリの概要〜
スマホでマップといえばGoogleMapが一番実用的だったが、AppleWatchの世界では異なる。iPhone上で指定した目的地だけでなく、ウォッチ上で検索→ナビを全て完結できる。

7.Google Map(グーグルマップ)

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〜アプリの概要〜
AppleWatch上のGoogleMapは設計思想がアップルのマップアプリとは大きく異る。あくまで「スマホの拡張」であり、スマホだけで完結させることは狙っていない。

Google マップ - ナビ、乗換案内

Google マップ - ナビ、乗換案内

  • Google, Inc.
  • ナビゲーション
  • 無料

8.Pathee(パシー)

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〜アプリの概要〜
面白いスポットを検索して「クリップ」しておけるアプリ。
登録しておけば、そのスポットに近づいた時にAppleWatch上で通知してくれるのが、面白い。旅行にオススメ。

9.Trip Advisor(トリップアドバイザー)

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〜アプリの概要〜
世界有数の旅行情報が集まるアプリ。AppleWatchでは、スマホで保存した情報を簡単に確認したり、周辺情報を検索することができる。口コミ情報や評価もウォッチ上で確認可能。

10.Airbnb(エアービーアンドビー) 

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〜アプリの概要〜
こちらも「Uber」と並んで、世界で旅のインフラになった「Airbnb」はホストとの連絡が多い。移動を多くする者にとって、ウォッチ上で通知を確認できるのはスマート。

11.Booking.com(ブッキングドットコム)

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〜アプリの概要〜
「Airbnb」は民泊向け、ホテルなら「Booking.com」がオススメです。AppleWatch上のアプリからは予約内容の確認や、目的地までのナビを(純正マップアプリで)開始できます。

12.ANA(エーエヌエー)

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〜アプリの概要〜
エアーラインが提供しているアップルウォッチのアプリケーションで最も完成度が高いのが「ANA」。空港でパット確認したいゲートや登場時間が一目瞭然なのはスマート。

ANA

ANA

  • ANA (All Nippon Airways)
  • 旅行
  • 無料

13.HK EXPRESS(香港エクスプレス) 

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〜アプリの概要〜
日本にも東京・関西などの主要都市に就航するLCCである香港エクスプレスが提供するアプリ。ANA程の完成度はないが必要十分を提供している。

香港エクスプレス

香港エクスプレス

  • HK Express
  • 旅行
  • 無料

14.Google News(グーグルニュース)

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〜アプリの概要〜
「Google News」も他の多くのニュースアプリと同じくAppleWatch上で出来るのは見出し読みだ。しかし、特徴的なのは「Safariのリーディングリスト」に追加できること。

Googleニュース&天気情報

Googleニュース&天気情報

  • Google, Inc.
  • ニュース
  • 無料

15.LINE NEWS(ラインニュース) 

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〜アプリの概要〜
愛用者が多い「LINE News」もAppleWatch上で出来るのは見出し読みだ。しかし、特徴的なのはウォッチ上で読める部分が比較的長いことだ。全文はiPhoneアプリのお気にいりから。

LINE公式ニュースアプリ / LINE NEWS

LINE公式ニュースアプリ / LINE NEWS

  • LINE Corporation
  • ニュース
  • 無料

16.Flip Board(フリップボード) 

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〜アプリの概要〜
好きなニュースやメディアなどをフォローしてあなただけのマガジンを作ることができる「Flip Board」。AppleWatchでは「見出し読み」や「後で読む」に対応している。

Flipboard: あなたのソーシャルマガジン

Flipboard: あなたのソーシャルマガジン

  • Flipboard Inc.
  • ニュース
  • 無料

17.カメリオ

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〜アプリの概要〜
キーワードを指定すると関連ニュースを拾って通知してくれるニュースアプリ「カメリオ」は新しい時代のRSSリーダー。AppleWatchでは「見出し読み」からのクリップが便利。

カメリオ - キーワードを登録してニュースを自動収集

カメリオ - キーワードを登録してニュースを自動収集

  • 白ヤギコーポレーション
  • ニュース
  • 無料

18.ITmedia(アイティーメディア)

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〜アプリの概要〜
IT系ニュースメディアの老舗「ITmedia」はアップルウォッチにも対応している。他のニュースアプリと同様に「見出し」「クリップ」といった基本的な機能を網羅している。

IT専門ニュース - ITmedia for iPhone/iPad

IT専門ニュース - ITmedia for iPhone/iPad

  • ITmedia Inc.
  • ニュース
  • 無料

19.Onefootball(ワンフットボール)

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〜アプリの概要〜
サッカー関連情報をクラブ・ナショナルチームを世界中でカバーするサッカー好きの必須アプリ。当然Jリーグにも対応している。ウォッチ上ではフォローしたチームの速報が◯。

20.Player(プレイヤー)

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〜アプリの概要〜
国内の多種多様なスポーツの試合状況を追うことができるアプリ。野球などの主要なスポーツに限らず、バスケ、ラグビー、相撲など多種多様。ウォッチ上では一覧表示。今後に期待。

Player! - スポーツを感じろ。

Player! - スポーツを感じろ。

  • ookami Inc.
  • スポーツ
  • 無料

21.Apple 純正 お天気

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〜アプリの概要〜
「Yahoo!天気」のAppleWatch版があまりイケていない一方で、バッチリのApple純正「天気」。現在地や指定した地域の天気をウォッチ上で確認可能。インターフェイスも◯。

22.アメミル

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〜アプリの概要〜
雨雲レーダーを用いて、詳細な雨の予報を提供してくれるアプリ「アメミル」はAppleWatchで真価を発揮。アプリを開いて知るのでは遅いから。雨雲の接近時の通知が◯。

アメミル

アメミル

  • Shimadzu Business Systems Corporation
  • 天気
  • 無料

23.Evernote(エバーノート)

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〜アプリの概要〜
数あるメモアプリで優秀でAppleWatchに対応している代表はこの「Evernote」。ちょっとした時にウォッチ上でノートの閲覧したり音声入力で新しいノートを作ることも。

Evernote - あらゆる情報をまとめて記憶

Evernote - あらゆる情報をまとめて記憶

  • Evernote
  • 仕事効率化
  • 無料

24.WatchNotes(ウォッチノーツ)

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〜アプリの概要〜
AppleWatchでの使用に特化した有料メモアプリ。音声入力でメモ・ToDoを作成できる。作成したメモやToDoはiPhoneと連携されウィジェット化したり活用できる。

25.Just Press Record(ジャストプレスレコード)

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〜アプリの概要〜
AppleWatchでの使用に特化した有料メモアプリ。音声入力でメモ・ToDoを作成できる。作成したメモやToDoはiPhoneと連携されウィジェット化したり活用できる。

Just Press Record

Just Press Record

  • Open Planet Software
  • ユーティリティ
  • ¥360

26.Apple 純正 リマインダー

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〜アプリの概要〜
Apple純正のタスク管理アプリ「リマインダー」は純正故に、
AppleWatchとの相性がいい。タスクの確認・完了だけでなく、Siriを用いてウォッチ上で新規のタスク作成も◯。

27.Wunderlist(ワンダーリスト)

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〜アプリの概要〜
タスク管理アプリの決定版「Wunderlist」は完成度・使いやすさともに圧倒的。位置情報ベースでリマインドができるようになれば純正の「リマインダー」を使う必要はもうない?

Wunderlist: todoリストとタスク管理

Wunderlist: todoリストとタスク管理

  • 6 Wunderkinder
  • 仕事効率化
  • 無料

28.Productive(プロダクティブ)

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〜アプリの概要〜
ルーティン管理アプリの決定版「Productive」は毎日・定期的にしたいことをリマインド・管理できる。英語だがアイコンが豊富で視覚的に操作できる。ウォッチ上で管理も◯

Productive habits & daily goals tracker

Productive habits & daily goals tracker

  • Jaidev Soin
  • 仕事効率化
  • 無料

29.Apple 純正 Message(メッセージ)

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〜アプリの概要〜
アップルウォッチではとにかく純正を重宝する。その理由は、
Siriとの連携である。「母親にメッセージ」と命令してできるのはSiriだけ。連絡先の登録を見直しSiriに認識させよう。

30.LINE(ライン)

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〜アプリの概要〜
正直AppleWatch版は全然イケてない「LINE」。おそらく、
開発意欲がないのではないか。AppleWatchでできることは通知と音声・スタンプでの簡易的な返信程度でこれからに期待。

LINE

LINE

  • LINE Corporation
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料

31.Messanger(メッセンジャー) 

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〜アプリの概要〜
おそらく世界で最も使われているFacebookのメッセージアプリである「Messenger」。相手の既読確認や「いいね!」やスタンプの送信にも対応している。ヘビーユーザーには嬉しい

Messenger

Messenger

  • Facebook, Inc.
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料

32.Skype(スカイプ)

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〜アプリの概要〜
必要な機能は揃っているAppleWatch版の「Skype」。ヘビーユーザーにとってはコールの受信をウォッチ上で通知してくれるのは嬉しい。メッセンジャーとしても安定している。

Skype for iPhone

Skype for iPhone

  • Skype Communications S.a.r.l
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料

33.Twitter(ツイッター)

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〜アプリの概要〜
ほぼ、フル機能を搭載しているAppleWatch版の「Twitter」。タイムラインの閲覧からリツイートやDMの返信まで可能だ。音声入力で新規のツイート(音声・位置情報)の投稿も◯。

Twitter

Twitter

  • Twitter, Inc.
  • ニュース
  • 無料

34.Instagram(インスタグラム)

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〜アプリの概要〜
AppleWatch上でインスタグラムを使う人は少ないだろうが、フィードの閲覧、スタンプでの投稿への反応、自分の投稿へのいいね!やコメント状況を確認できる。ヘビーユーザー向け。

Instagram

Instagram

  • Instagram, Inc.
  • 写真/ビデオ
  • 無料

35.Apple 純正 Activity(アクティビティ)

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〜アプリの概要〜
AppleWatchを超優秀なアクティビティトラッカーにする純正アプリ「Activity」。「動きましょう」、「立ち上がりましょう」などのリマインドもとても助かる。キラーアプリ。

36.Apple 純正 Workout(ワークアウト)

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〜アプリの概要〜
Applewatch限定のアプリ「Workout」は多様な種類の運動を記録することができる。水泳時は自動で画面ロックをしてくれたり泳ぎ方も記録する。心拍数の測定や目標のセットも◯

37.RunKeeper(ランキーパー)

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〜アプリの概要〜
「Runkeeper」は最も完成された、ワークアウトトラッカーの1つ。AppleWatchでも完成度が高いアプリが用意されています。運動中に表示される項目は純正ワークアウトより◯

Runkeeper ランニングもウォーキングも GPS 追跡

Runkeeper ランニングもウォーキングも GPS 追跡

  • FitnessKeeper, Inc.
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

38.Nike+ Run Club(ナイキランクラブ)

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〜アプリの概要〜
アップデートを経て、ランアプリとしては突き抜けて洗練されたUIになった「NIKE+」。ソーシャル性もありApple Watchではランニングの継続を促すような仕掛けとオシャレさが◯

Nike+ Run Club

Nike+ Run Club

  • Nike, Inc
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

39.Sworkit(スォーキット)

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〜アプリの概要〜
ジムに行かなくても自宅で多様なワークアウトプログラムや、ヨガのレッスンを提供してくれる「Sworkit」。AppleWatchでは、指示やリモコンとして機能します。集中したい時に◯

Sworkit パーソナルトレーナー

Sworkit パーソナルトレーナー

  • Nexercise
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

40.HeartWatch(ハートウォッチ) 

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〜アプリの概要〜
光学式心拍計が内蔵されているAppleWatchにおいて、詳細な心拍数の変化を記録してくれるのはこの「ハートウォッチ」活動と体調の連動を観察することで早めに手が打てるのが◯

HeartWatch. Heart & Activity Monitor for Watch

HeartWatch. Heart & Activity Monitor for Watch

  • Tantsissa
  • ヘルスケア/フィットネス
  • ¥360

41.Apple 純正 Breathe(呼吸)

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〜アプリの概要〜
「瞑想(マインドフルネス)」を習慣化できるAppleWatch、経験できるアプリ。定期的に実施を促してくれたり、ウォッチの振動を用いて深い呼吸のサポートをしてくれる。UIも◯

42.Calcbot(カルクボット) 

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〜アプリの概要〜
ありそうでないAppleWatch用の純正の計算機アプリ。為替の計算や重さなどの単位変換、チップを含んだ割り勘の計算など、海外旅行時に重宝するかもしれない。

Calcbot — The Intelligent Calculator and Unit Converter

Calcbot — The Intelligent Calculator and Unit Converter

  • Tapbots
  • ユーティリティ
  • 無料

43.iTranslate(アイトランスレート) 

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〜アプリの概要〜
翻訳といえば「Google翻訳」だが、AppleWatchでも利用できるのはこの「iTranslate」だけ。ウォッチ上で翻訳が必要な機会は少ないが旅行時や緊急時には重宝しそうな機能。

44.Apple 純正 Music(ミュージック)

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〜アプリの概要〜
聴いている音楽を変える為だけにiPhoneを取り出すのは面倒。純正アプリならAppleWatchから遠隔でコントロールできる。Siriにも対応しているので、音声でリクエストも可能。

45.Shazam(シャザム) 

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〜アプリの概要〜
聴いている音楽の曲名がわかる超有名アプリ「Shazam」。AppleWatchでは曲名がわかるだけではなく、歌詞の表示もしてくれる。クラブやライブなどで重宝しそうな機能。

Shazam - 音楽認識

Shazam - 音楽認識

  • Shazam Entertainment Ltd.
  • ミュージック
  • 無料

46.CheatSheet(チートシート)

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〜アプリの概要〜
新しい住所やロッカー番号など覚えておきたいことを記録しておくアプリ「Cheatsheet」はデジタルカンニングシート。AppleWatchとは相性が良く、「チラ見確認」に最適。

Cheatsheet - 走り書きキーボード & ウィジェット

Cheatsheet - 走り書きキーボード & ウィジェット

  • Christopher Adam Overholtzer
  • 仕事効率化
  • 無料

47.IFTTT(アイエフティーティーティー)

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〜アプリの概要〜
異なる2つのアプリの機能を連結して1つの機能にしてくれる便利アプリ「IFTTT」は「Applets」というボタンを作成し機能する。ウォッチ上でボタンを押せば簡単に目的が達成。

IFTTT

IFTTT

  • IFTTT
  • 仕事効率化
  • 無料

48.Remote(リモート)

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〜アプリの概要〜
Apple TVのコントロールをiPhoneで行えるアプリである、「Remote」もアップルウォッチに対応しています。機能はシンプル。ちょっと操作したいけど手元にiPhoneが無い時に

iTunes Remote

iTunes Remote

  • Apple
  • エンターテインメント
  • 無料

49.ProCamera(プロカメラ)

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〜アプリの概要〜
iPhoneでも有名な高機能なプロ仕様のカメラアプリ。Applewatch側からは①リモートシャッターや④プレビューや③撮影サイズなどの調整も行うことができる。

ProCamera.

ProCamera.

  • Cocologics
  • 写真/ビデオ
  • ¥600

50.Apple 純正 Camera(カメラ)

f:id:toko926:20161126215823j:plain

〜アプリの概要〜
言わずと知れたiPhoneの純正カメラアプリ。AppleWatchでの操作で最もイケているのは①リモートでの起動である。AppleWatchとの連携は集合写真の撮影などで重宝する。

 

 その他のアップルウォッチの記事はコチラ!

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完全防水になったApple Watch 2をプールで使ってみた。プールでの操作方法を解説!プールスイミングの距離や心拍数計測の精度は?

AppleWatch Series2の防水の定義は?プールに入れても大丈夫?

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僕がAppleWatch series2の購入を決めた理由の1つは「アップルウォッチ2は完全防水になりプールでの使用OK!」ということでした。トライアスロンに向けてトレーニングを積んでいるのですが、プールでの心拍数の測定や、トレーニングの記録を残すのってなかなか大変だったんです。

実はAppleWatch series1(初代)も防水ではないですが、耐水性能を備えていました。AppleWatch series1耐水の定義はこうです。

Apple Watch は耐水性能を備えていますが、防水性能はありません。* たとえば、Apple Watch を着用したまま運動したり (汗が付着しても支障ありません) 手を洗ったり、雨の日に着用して出かけても大丈夫です。

Apple Watch の耐水性能について - Apple サポート

要するに、「生活していて、アップルウォッチに汗や小雨や水が跳ねるレベル」だったら大丈夫ということ。これは実はiPhone6Sでも同じ程度の耐水性能があると言われています。

一方、AppleWatch Series2の防水の定義はこうです。

Apple Watch Series 2 は、プールや海で泳ぐなど、浅い水深での利用に対応しました。ただし、Apple Watch Series 2 を装着したまま、スキューバダイビング、ウォータースキーなど、水圧が高くなるアクティビティを行うことは想定していません。

Apple Watch の耐水性能について - Apple サポート

プールでのスイミングやオープンウォータースイミング(海での水泳)は2mぐらいの深さにしかならないですが、スキューバダイビングは5mから30mぐらいになり、そのようなレベルの水圧にはAppleWatch2は耐えられないという仕様です。

それでもかなりイケています。雨が降っても安心してランニングを継続できるし、そのままバイクはもちろん、水泳までアップルウォッチを付けたままトレーニングして、音楽を聞いたり通知を見ることができるんです。※プールにiPhoneを持ち込める場合

ついに試せた!完全防水になったApple Watch 2をプールで使ってみた

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実は僕が普段通っているプールは「電子機器を付けての水泳は禁止。ウォーキングはOK」というルールです。AppleWatch等の電子機器を禁止する、理由は接触時に金属部分が当たると危ないから。理解できない訳ではないですが。。。

今回は閉館間近で「プールに自分しかいないタイミング」でお願いをしてトライしてきました!

アップルウォッチのプールでの操作方法。スイミングワークアウトを起動。

プールでの操作方法は簡単です。

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まずは「ウォークアウト」のアプリを開いて「スイミング」を選択します。

 

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次にプールの長さの設定をします。大抵は25mですよね。

 

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次に目標をセットします。目標に達したらバイブレーションで教えてくれます。これで設定は完了。開始を選択すると

 

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カウントダウンが始まります。3秒後に自動的にスタートします。

 

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スタートするとこのような画面になります。右上の水のマークは「水によって誤作動が起きないようにロックしてますよ」という意味です。このマークが出ている時は、AppleWatchを操作することはできません。

 

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スイミングを終えて、ワークアウトの終了などの操作をしたい時は一度水を排出する必要があります。デジタルクラウンというアップルウォッチの右に付いているネジをくるくる回すとすぐに終わります。

 

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スイミング中は見ることが難しいですが、画面表示はこんな感じです。ペースや泳いだ距離やラップ数の表示です。

 

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ワークアウトを終了すると、結果を保存してくれます。この記録は後ほどiPhoneに転送されます。

このように使い方自体は簡単で、特に意識する必要はありません。ただ、「泳ぎ終わってからデジタルクラウンを回して水を出してワークアウトを終了させる必要がある」ので、25mを全力で泳いでタイムアタックをするような用途には向いていません。トライアスロンのような1.5kmとか3kmとかを泳ぐようなトレーニングをする人には向いていると思います。※水のマークが出ている時はSiriを使って止めることもできません

 

無事AppleWatch2を使って、スイミング(水泳)トレーニングを終了できました!

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泳いだ距離もAppleWatchからiPhoneのヘルスケアアプリに転送されてました!

泳いだ距離の計測はすごく正確です。泳ぎ方もちゃんと理解していました。

 

AppleWatch Series2 の水中使用時の心拍数の精度

これは元々期待していませんでしたし、Appleも公式にその精度を保証していないので、予想通りの結果でした。水泳時は全く正確じゃありません。

ワークアウト App で「オープンウォータースイミング」* を行う場合、水中では心拍数が測定されないことがありますが、Apple Watch に内蔵の加速度センサーを使ってカロリーの測定は継続されます。ワークアウト App で「プールスイミング」* を行う場合、水中では心拍数が測定されないことがありますが、Apple Watch に内蔵の加速度センサーを使ってカロリー、往復回数、距離の測定は継続されます。

心拍数。その意味と Apple Watch での表示方法。 - Apple サポート

以前も書きましたが、やはり安静時の心拍数のみ信頼できるでしょう。運動時の心拍数を正確に測りたいのであれば、AppleWatchに加えて、以下のような胸ベルト式の心拍数モニターを使うと正確に測定できます。AppleWatchやiPhoneとはBluetoothを使ってペアリングし、リアルタイムで正確な心拍数をモニターすることができます。

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画像:Wearble 

 

トライアスロンの世界チャンピオンも使用するポラールの心拍数モニター

POLAR(ポラール) 【日本正規品】 H7心拍センサー ブラック M-XXL 92053177 ブラック M-XXL

POLAR(ポラール) 【日本正規品】 H7心拍センサー ブラック M-XXL 92053177 ブラック M-XXL

 

 

他機能タイプ。日本ではソフトバンクも公式に扱うモデルです。

 

 ランニング時にあると良いデバイスはこちらに書きました!

ランニングなどの運動時は、以下のようにシステムを機能させます。

・心拍数:Wahooなどの胸ベルト式心拍計を使用
・アプリ:RunKeeperなどのフィットネストラッカーアプリ
・GPS:Apple Watch 2のGPS機能を使用
・音楽:Apple Watch 2に2GBまで保存可能
・ヘッドフォン:BlueToothヘッドフォンを使用
・お買い物:Apple Watch 2のモバイルSuicaを使用(オートチャージ可否は不明だが多分できる)

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アップルウォッチの他の記事はコチラで!更新強化中!

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Apple Watchのオススメのアプリを紹介!『Cheatsheet』、『Just Press Record』、『駅.Locky』などアップルウォッチのヘビーユーザーが課金して厳選!

1.『Cheatsheet(チートシート)』AppleWatchでカンニングができる

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画像:wearble

Cheatsheet - 走り書きキーボード & ウィジェット

Cheatsheet - 走り書きキーボード & ウィジェット

  • Christopher Adam Overholtzer
  • 仕事効率化
  • 無料

 オフィスのWi-Fiパスワードや、新しい電話番号や住所など、この『Cheatsheet』を使用すると、細かいメモのリストを作成し、Apple Watchでそれらを表示することができます。 各アイテムには独自のアイコンを付けることができますので、目立ちやすく視認性もあります。

選択したアイテムをAppleWatchにコンプリケーション(時計表示)として表示するように設定することもできます。絶対に、クレジットカードの暗証番号などに利用しないでくださいね!

 

実際の『Cheatsheet』の使い方を説明します。例えば、下の画像のように、電話番号をアプリ上で設定して、アップルウォッチのフェイス上に表示することもできます。英単語をアップルウォッチで覚える等、色々アイデアは尽きませんね!学校の試験で数学の公式をアップルウォッチに記録させて表示するなんていう、ハイテクなカンニングのアイデアを考えてはいけませんよ!

 

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2.『Just Press Record(ジャスト・プレス・レコード)』 Applewatchでもボイスメモ!クラウドで共有や文字起こしも!

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画像:wearble 

Just Press Record

Just Press Record

  • Open Planet Software
  • ユーティリティ
  • ¥600

 Just Press RecordはiPhoneでも使える有料の録音アプリです。これ、スゴいですよ。Applewatch上でボタンを押すだけでボイスメモの録音を開始してくれます。録音したボイスメモはiPhoneに送信することもできるし、Applewatch上で再生することもできます。

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これは『Just Press Record』の録音中の画面。

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AppleWatch上でもボイスメモを再生できました。

 

iPhone側からボイスメモを作成してランニング中にApplewatchだけから聞くこともできますね!アップルウォッチは隙間時間の語学学習にいいかも!これはまたブログ記事にしますね!

 

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iPhone側にAppleWatchで作成したボイスメモが転送されました。テストでは『あーーーーーー』と喋っていたのですが、文字起こししてテキストメモにしてくれるんです。。。スゴい。。。もうちょっと実用的な試験をしてみました。

 

次は『AppleWatchのボイスメモでブログは書けるのか』と喋ってみました。。。

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スゴい!!!!とんでもない精度です。

 

アップル製品の音声認識能力はどんどん上がっていますが、これ、『アップルウォッチを付けて、ランニング中に思いついたアイデアをボイスメモを残して、後で多少編集するだけでブログの投稿ができる』ような気がしいます。街中で時計に話しかけるのは、少し怪しいですが。笑

3. 『駅Locky』iPhoneでも定番のアプリはAppleWatchで本領発揮

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画像:Apple Watch Jounal

駅.Locky (カウントダウン型時刻表)

駅.Locky (カウントダウン型時刻表)

  • Ubigraph Inc.
  • ナビゲーション
  • 無料

 言わずと知れたiPhoneのベストアップである『駅.Locky』ですが、いちいちiPhoneをポケットから取り出すのがめんどくさかったりします。AppleWatchで電車の乗り過ごしを更に防止することができます。リスト(手首)上で完結するのはやはりクール。

飲み会の時に、「終電が気になるけどiPhoneをチラチラ確認するのは気が引ける」という際に駅.Locky』×AppleWatchの組み合わせは最適です。使い方は簡単です。

iPhoneの駅.Locky』のアプリから路線図をダウンロードしておきます。僕は渋谷をよく使うので、路線図をダウンロードしてアプリに登録しておきました。

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その登録された駅がAppleWatchの「駅.Locky」でも確認することができるのです。

 

以前の記事でも書いた、「AppleWatchのSuicaを使った決済のスマートさ」と組み合わせれば、急いでいるときも「AppleWatch上で駅.Lockyを見ながら歩くスピードを調整して、アップルウォッチのSuicaで改札を通る」なんてことをすれば、iPhoneを落として画面割れの悲劇を回避できるかもしれませんね!

AppleWatchの便利な機能である、コンプリケーション(時計のフェイス上に表示できるショートカット機能)にも対応しているので、下の画像のように、最寄り駅から出発する電車の出発までの時間を常に表示することもできます。

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フェイスの左上に常に時間が表示されます。

 

 

日本は電車が遅延することがあまりないのも、このApplewatchの活用方法が有効な理由ですね。

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過去のAppleWatchに関する記事はコチラ

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